ヘアサロン

美容室の予約システム比較。8サービスの料金・無料枠・決済手数料を公式情報で並べた

公開日: 2026-08-05

「美容室 予約システム」で比較記事を読んでも、どれも良さそうに見えて決められない。その原因の一つは、種類の違うものが同じ表に並んでいることにあります。

この記事では、まず3つの種類に分けます。そのうえで、8つのサービスの料金を公式サイトで実際に確認した数字で並べます(各社の出典URLと取得日を明記します)。最後に用途別の結論を書きますが、自社サービスを1位に置く形にはしていません。用途によっては他社のほうが明確に適しています。その理由も書きます。

前提: 「予約システム」と呼ばれているものは3種類ある

A. 掲載型(ポータルサイト)

サロン検索サイトに掲載し、その中で予約を受ける形です。新規客との出会いを買うのが本体で、予約機能はそれに付属します。代表例はホットペッパービューティー(予約管理はサロンボード)。

B. 自社予約型(予約システム単体)

自店専用の予約ページを持ち、そこで予約を受ける形です。新規客を連れてくる機能はありません。すでに自店を知っている人(既存客、店名で検索した人、SNS・Googleマップから来た人)を受け止めるのが役割です。

C. 決済プラットフォーム付随型

決済サービスが提供する予約機能です。会計・売上管理と地続きなのが特徴です。

AとB・Cは、そもそも解こうとしている課題が違います。「新規が来ない」という課題にBを入れても解決しませんし、「予約管理が煩雑」という課題にAを入れるとコストが合いません。ここを分けずに比較表を作ると、判断を誤ります。

選ぶ前に決める5つの前提

比較の前に、自店の条件を確定させてください。ここが決まれば候補は自動的に絞れます。

  1. 新規集客が必要か — 必要なら A が候補に入る。既存客の予約管理が課題なら B・C
  2. スタッフは何名か — 人数課金・人数上限のあるサービスがある
  3. 月間の予約件数は何件か — 件数上限のあるサービスがある
  4. 事前決済(オンライン決済)が必要か — 必要なら対応サービスが限られる
  5. LINEから予約を受けたいか — 必要なら対応サービスが限られる

とくに3は先に確定させてください。月間予約件数の上限は、無料プラン・低価格プランで最初に頭打ちになる項目です。自店の月間来店数を数えないまま契約すると、数か月でプラン変更を迫られます。

8サービスの料金(公式サイト実確認)

以下はすべて、2026-08-05に各社の公式ページを直接開いて確認した内容です。表記(税込/税抜)も公式の記載どおりに書きます。

一覧表

(種類のA/B/Cは前章の3分類に対応します)

サービス(種類)無料プラン有料プラン(月額)
ホットペッパービューティー(A)なし非公開(エリア・プランにより個別見積もり)
リザービア(B)記載なし非公開(サイト上に料金の記載なし・資料請求)
Airリザーブ(B)あり(0円)ベーシック5,500円/スタンダード11,000円(いずれも税込)/プレミアム要問合せ
STORES 予約(B)あり(0円)スモール9,790円/チーム19,690円/ビジネス28,600円/エンタープライズ66,000円(税込・年間契約)
Square 予約(C)あり(0円・1店舗)プラス¥3,000/プレミアム¥8,000(店舗ごと・月額)
LINE公式アカウント(―)あり(0円)ライト5,000円/スタンダード15,000円(税別)
Googleビジネスプロフィール(―)無料
Salon-Booky(B)あり(0円)Basic 2,980円(スタッフ3名込み・4名目から1名あたり980円)

サービス名のリンクが各社の公式ページです(いずれも2026-08-05取得)。各社の詳しい出典は以下の個別解説の末尾にも記載しています。

以下、それぞれについて強い点を先に書きます。

1. ホットペッパービューティー(+サロンボード)

強い点: 規模。これは他のどのサービスとも比較になりません。

公式ページによると、掲載店舗数はヘアサロンが67,000店以上、リラク・エステなどが108,000店以上(リクルート調べ・2026年4月時点)。年間ネット予約数はヘアサロンが1.2億件以上、リラク・エステなどが8,400万件以上(2025年4月1日〜2026年4月1日の予約受付総数)。口コミ件数はヘアサロンが1,097万件以上(リクルート調べ・2026年4月時点)です。

また、3席以下の店舗割合がヘアサロンで約35%、リラク・エステなどで約70%(リクルート調べ・2026年6月時点)とされており、小規模店舗の掲載も多いことが公式に示されています。予約管理システム「サロンボード」ではネット予約の自動スケジューリング、レジ・会計、顧客管理、求人ページ作成に対応し、年中無休のヘルプデスクがあると記載されています。

新規客を増やしたい、という課題に対しては、この規模が最大の武器です。自社予約型のサービスにこの機能はありません。

注意点: 掲載費は公開されていません。公式FAQの回答は「ご希望のエリアやプランによって異なります。詳しくはお問い合わせください」です。契約期間・自動更新・解約条件についても公式サイトに記載がありません。契約前に確認すべき項目は掲載料の記事にまとめています。

出典: ホットペッパービューティー 掲載・料金・申込み(2026-08-05取得)

2. リザービア

強い点: 美容サロンに特化していること。

公式サイトによると、対応業種として美容室・ヘアサロン、理容室・バーバー、リラクゼーション、ヘッドスパ、エステ・脱毛、ネイル、アイラッシュ・眉毛、トータルビューティ、整体・鍼灸・治療院が挙げられており、7,000店以上の導入実績があると記載されています。

機能面では、Googleで予約、LINE連携予約、クーポンサイト連携、オンライン決済、予約フォーム、多言語対応、予約台帳、チケット機能、スタッフ専用ページ、リマインド送信、設備管理、シフト管理、順番待ちシステムなどが挙げられています。POS連携(A'staff Cloud Smart、Salon Answer)にも対応しています。サポートは電話・メール・チャットで対応すると記載されています。

「クーポンサイト連携」「設備管理」「チケット機能」といった、サロン業務に固有の機能が揃っている点は、汎用の予約システムにはない強みです。LINE連携予約に公式対応している点も、後述のとおり大きな差になります。

注意点: 公式サイト上に料金の記載がありません。実際にサイト内のリンクを確認しましたが、料金ページが存在せず、金額の記載も見つかりませんでした。資料請求または問い合わせが必要です。

出典: リザービア公式サイト(2026-08-05取得)

3. Airリザーブ

強い点: 有料プランの価格に対して制限が少ないこと。

公式の費用・料金ページによると、プランは次のとおりです。

プラン月額
フリー0円
ベーシック5,500円(税込)
スタンダード11,000円(税込)
プレミアムお問い合わせ

そのうえで、公式ページには「月額費用は固定、初期費用・サポート費用は0円です。(解約金もかかりません)」と明記されています。さらに他社との比較表の中で、月額予約件数は「プランに関わらず無制限」と記載されています。オンライン決済手数料率は3.24%で、「業界最安水準」と表記されています。

予約件数に上限がないのは、この価格帯では大きな利点です。繁忙月に上限を気にしなくて済みます。導入サポートも「初期設定動画・電話、メールでのお問い合わせ対応・必要に応じてオンラインサポート」と記載されており、1法人あたり1時間の無償オンラインサポートがあるとされています。有料プランは単月から始められるとの記載もあります。

フリープランでも予約管理・スマートフォンでの予約管理・顧客管理・オンライン決済・予約確認メール配信・SSL・スタッフの店舗権限登録が使えると記載されています。

注意点: 有料プランの申込みは「プラン選択・問い合わせ → 申込書に店舗情報を記入 → 申込書をメールで送信 → 申込書を郵送」の4ステップと記載されており、申込書の郵送が必要です。Web上で即日開始とはいきません。また、予約リマインドメール配信・Googleカレンダー連携はベーシック以上、CSVダウンロードはスタンダード以上です。

出典: Airリザーブ 費用・料金(2026-08-05取得)

4. STORES 予約

強い点: 機能の幅と、外部連携の豊富さ。

公式の料金ページによると、年間契約の場合の料金は次のとおりです。

プラン月額(税込・年間契約)月間予約件数予約ページ公開数登録スタッフ数
フリー0円502
スモール9,790円20010
チーム19,690円300103
ビジネス28,600円2,0005020
エンタープライズ66,000円5,000100無制限

複数月契約(最短3か月以上、単月契約は不可)の場合は、スモール12,980円/チーム22,880円/ビジネス31,790円/エンタープライズ77,000円(いずれも税込)と記載されています。各プランの月間予約件数を超える場合は、50件ごとに1,078円(税込)で追加できるとされています。

オプションとして、LINEミニアプリ連携 月額4,400円(税込・スモールプラン以上)、かんざし連携 月額5,500円(税込・チームプラン以上)、POSレジ連携 月額3,300円〜(税込)、タグの追加埋め込み 月額5,500円(税込)が用意されています。

事前クレジットカード決済手数料は、フリープランの場合5.2%〜、スタンダードプラン加入の場合3.3%〜(いずれも中小特別料率適用時)と記載されています。

LINEミニアプリ連携が公式オプションとして用意されている点と、ネットショップ・POSレジ・ポイント/ランクといった他のSTORESサービスと繋げられる点が、この価格帯の他サービスにない強みです。物販もやっているサロン、回数券・月謝を扱うサロンには適します。

注意点: 月額の水準は今回比較した中で高めです。また月間予約件数の上限があるため、自店の来店数と照らして必要なプランを決める必要があります。単月契約ができない点も、試しにくさとして働きます。

出典: STORES 予約 利用料金・プラン(2026-08-05取得)

5. Square 予約

強い点: 決済・会計との一体化と、無料プランの機能量。

公式の料金ページによると、プランは次のとおりです。

プラン月額
フリー無料(1つのSquareアカウントにつき1店舗限定)
プラス¥3,000(店舗ごと、月額)
プレミアム¥8,000(店舗ごと、月額)

決済手数料は、対面決済が2.5%〜(年間キャッシュレス決済額3,000万円未満で主要カードブランドによる対面決済の場合。それ以外は3.25%〜あるいはカスタム手数料)、オンライン決済(前払い)が3.6%、カード情報の手入力または保存済みカード情報の利用が3.75%と記載されています。

注目すべきはフリープランの機能量です。公式の機能比較表によると、フリープランでも次が「含まれています」と記載されています。

  • モバイルアプリ(iOS/Android)、予約可能日時のカスタマイズ
  • メールとSMSによる自動リマインダー
  • 繰り返しの予約、時間枠のブロック
  • Square ネット予約専用サイト、「今すぐ予約」ボタン、予約サイト専用QRコード
  • Instagramとの連携、Googleの予約機能との連携
  • 顧客プロフィール・顧客グループ・顧客メモ・既存顧客のインポート・予約/売上履歴
  • カード情報の保存・対面決済・請求書送信

無料でSMSリマインダーまで使えるのは、今回比較した中ではSquareだけです。さらに「余計な費用は一切かかりません。いつでもプランの変更・解約ができます」と明記されています。

複数店舗、対応時間の設定、複数スタッフ対象の予約、Googleカレンダー同期はプラス以上。勤怠管理・スケジュール管理・歩合給などのスタッフ管理機能はプレミアムに含まれます。

注意点: 料金が「店舗ごと」の課金である点、そして美容サロン専用の設計ではない点(薬剤履歴や指名の扱いなど、サロン固有の運用は自分で工夫する必要があります)。決済端末やレジ運用とセットで使うほど価値が出る設計です。

出典: Square 予約の料金プラン(2026-08-05取得)

6. LINE公式アカウント

強い点: 顧客との連絡チャネルとして強力。

公式の料金プランページによると、プランは3つです。

プラン月額固定費無料メッセージ追加メッセージ
コミュニケーション¥0200通不可
ライト¥5,000(税別)5,000通不可
スタンダード¥15,000(税別)30,000通〜¥3/通(税別)

「メッセージを送った回数 × 送った友だちの数」で通数がカウントされ、LINEチャットの送受信や自動応答メッセージはカウントされないと記載されています。開設時はコミュニケーションプランに設定され、他プランは開設後に変更が必要です。

注意点: これは予約システムではありません。LINE公式アカウント単体には予約台帳の機能はなく、予約を受けるには予約システム側のLINE連携か、LINEミニアプリの導入が必要です。「LINEで予約を受けたい」という要望に対しては、LINE公式アカウントを開設したうえで、LINE連携に対応した予約システム(リザービア、STORES 予約のLINEミニアプリ連携オプション等)を組み合わせる形になります。

無料枠の200通は、来店案内を全員に一斉配信すると友だち200人で1回分です。配信を運用に組み込むなら有料プランが前提になります。

出典: LINE公式アカウント 料金プラン(2026-08-05取得)

7. Googleビジネスプロフィール

強い点: 無料で、店名検索とGoogleマップからの導線を押さえられる。

Googleビジネスプロフィールには予約リンクを追加でき、Googleマップや検索結果からお客様が直接行動できるようになります(出典: Google ビジネス プロフィール ヘルプ「ビジネスのリンクを管理する」、2026-08-05取得)。

これ自体は予約システムではありませんが、どの予約システムを選んだ場合でも必ず設定すべき導線です。「店名で検索した人」を確実に受け止められます。予約システムを導入したのに予約が増えないときは、まずここが設定されているかを確認してください。費用はかかりません。

8. Salon-Booky(当社)

強い点: 価格と、スタッフ数の課金体系。

Freeプラン0円、Basicプラン月額2,980円です。Basicはスタッフ3名込みで、4名目から1名あたり月額980円。予約件数・顧客登録数・メニュー数は無制限です。Freeプランはスタッフ1名・月間予約30件・顧客20名・メニュー5件で、CSVインポート/エクスポートとQRコード生成は無料でも使えます。

注意点(当社が適さないケース): 正直に書きます。

  • LINE連携に対応していません。 LINEから予約を受けたい場合、当社では実現できません。リザービアまたはSTORES 予約のLINEミニアプリ連携オプションが該当します
  • オンライン事前決済に対応していません。 事前決済で無断キャンセルを減らしたい場合は、Square 予約・STORES 予約・Airリザーブが対象です
  • POSレジ・会計・売上管理はありません。 レジまで一体で運用したい場合は Square かサロンボードです
  • 電話サポートはありません。メールのみです。導入時に電話で相談したい場合、Airリザーブ(電話・メール・オンライン)、リザービア(電話・メール・チャット)、サロンボード(年中無休ヘルプデスク)のほうが適します
  • 新規集客の機能はありません。掲載型ではないので、新規客を連れてくることはできません

料金の詳細は料金プランに、ホットペッパービューティーとの項目別の比較は比較ページに掲載しています。

無料プランだけで比較する

「まず無料で」という条件で絞ると、実質的な差はここに出ます。

サービス月間予約件数リマインダー事前決済
Airリザーブ フリー記載上は無制限予約確認メールのみ(リマインドはベーシック以上)対応(3.24%)
STORES 予約 フリー50件対応(5.2%〜)
Square 予約 フリー記載なし(1店舗限定)メール・SMS対応対応(3.6%)
Salon-Booky Free30件Basicのみ非対応

(各社公式サイト、2026-08-05取得。「―」は当該プランの記載に該当項目が見当たらなかったことを示します)

無料枠の広さで選ぶなら、Airリザーブ(件数無制限の記載)とSquare 予約(リマインダーまで無料)が有力です。当社のFreeプランは月30件・顧客20名なので、実運用の台帳としては足りません。試用のための枠です。

一方で、無料プランを比較するときは上限に達したときにいくらになるかまで見てください。月50件の枠を超えたときの次のプランが9,790円なのか2,980円なのかで、1年後のコストが変わります。

決済手数料という見落としやすい変動費

月額だけを比べると判断を誤ります。事前決済を使うなら、手数料が件数に比例してかかります。

サービス事前決済(オンライン)手数料
Airリザーブ3.24%
Square 予約3.6%(オンライン前払い)
STORES 予約フリー5.2%〜/スタンダードプラン加入時3.3%〜(中小特別料率適用時)

(各社公式サイト、2026-08-05取得)

たとえば平均客単価10,000円で月100件を事前決済にすると、3.24%なら月32,400円、5.2%なら月52,000円です。この差は月額プラン料金の差より大きくなることがあります。事前決済を使う前提なら、月額より手数料率を先に見てください。

用途別の結論

自社を上に置かない形で書きます。課題によって答えが変わるので、順位は付けません。

あなたの課題適するもの理由
新規客を増やしたいホットペッパービューティー掲載店舗数・年間予約数の規模は他にない。自社予約型では代替できない
LINEから予約を受けたいリザービア / STORES 予約(LINEミニアプリ連携)LINE連携に公式対応。当社は非対応
事前決済で無断キャンセルを減らしたいSquare 予約 / Airリザーブ決済が本体。手数料率も低い
レジ・会計まで一体で運用したいSquare 予約 / サロンボード予約と会計が地続き
予約件数が多く、上限を気にしたくないAirリザーブ「プランに関わらず無制限」と公式に明記
物販・回数券・月謝も扱うSTORES 予約ネットショップ・POS・ポイントと連携できる
電話で相談しながら導入したいAirリザーブ / リザービア電話サポートあり。当社はメールのみ
サロン特化の細かい機能が要る(設備管理・チケット・クーポンサイト連携)リザービア美容サロン特化の機能が揃っている
とにかく安く、スタッフ複数名で予約管理だけしたいSalon-Booky3名込み2,980円。件数・顧客数は無制限
店名検索からの取りこぼしを無くしたいGoogleビジネスプロフィール(無料)どのシステムを選んでも併用すべき

当社が挙がるのは最後から2番目の条件だけです。それ以外の条件では、上の表に挙げた他社のほうが適しています。

補助金について

ITツールの導入には「デジタル化・AI導入補助金2026」(中小企業デジタル化・AI導入支援事業)が使える場合があります。通常枠の補助率は1/2以内(一定の条件を満たす場合は2/3以内)、補助額は1プロセス以上で5万円以上150万円未満、4プロセス以上で150万円以上450万円以下です。クラウド利用料は最大2年分が補助対象に含まれます。申請には、事務局に登録された「IT導入支援事業者」とパートナーシップを組む必要があります(出典: デジタル化・AI導入補助金2026 通常枠、2026-08-05取得)。

当社(Salon-Booky)はIT導入支援事業者として登録していないため、この補助金の対象になりません。補助金の利用を前提に選ぶ場合は、公式サイトのITツール検索で登録の有無を確認してください。

乗り換えるときのチェックリスト

どのサービスを選ぶにしても、乗り換え時に確認すべきことは共通です。

  1. 現在のシステムから顧客データをCSVで書き出せるか — 書き出せないなら手入力になります。契約を切る前に確認してください
  2. 移行先がCSVをインポートできるか — できないと、同じく手入力です
  3. 予約枠の設定を再現できるか — 施術時間、スタッフごとの担当メニュー、休憩、定休日
  4. 移行の切り替え日を決める — 両方で予約を受ける期間を作らない(二重予約の原因になります)
  5. 既存のお客様に新しい予約先を告知する — 切り替え前に、来店時とオンラインの両方で
  6. Googleビジネスプロフィールの予約リンクを差し替える — 忘れると、旧システムに予約が入り続けます
  7. 書き出したCSVを移行後に削除する — 顧客データの安全管理措置です(詳細は顧客管理の記事

1と2ができないサービスは、入る前に候補から外すのが安全です。入れるのは簡単でも、出られなくなります。

まとめ

  • 「予約システム」には掲載型・自社予約型・決済プラットフォーム型の3種類があり、解ける課題が違う
  • 新規集客が課題ならホットペッパービューティー。自社予約型では代替できない
  • LINE予約が必要ならリザービアまたはSTORES 予約。当社は非対応
  • 事前決済ならSquare 予約またはAirリザーブ。手数料率は月額より効くことがある
  • 予約件数の上限を気にしたくないならAirリザーブ(公式に無制限と記載)
  • 無料枠で選ぶならSquare 予約(無料でSMSリマインダーまで)かAirリザーブ
  • 価格とスタッフ人数だけで選ぶならSalon-Booky(3名込み2,980円)
  • Googleビジネスプロフィールの予約リンクは、どれを選んでも無料で併用すべき
  • 選ぶ前に「CSVで出せるか・入れられるか」を必ず確認する

料金は変わります。この記事の数字は2026-08-05に各社公式サイトで確認したものなので、契約前には必ず出典リンクから最新の金額をご確認ください。

ホットペッパービューティーとの項目別の比較は比較ページに、掲載費が自店にとって見合っているかの計算は損益分岐シミュレーターにまとめています。

よくある質問

無料で使える美容室の予約システムはありますか?

あります。Airリザーブ・STORES 予約・Square 予約・Salon-Bookyはいずれも無料プランを用意しています(2026-08-05時点の各社公式サイト)。ただし無料枠の上限は大きく異なります。月間予約件数の上限は STORES 予約が50件、Salon-Booky が30件、Airリザーブは公式比較表に「プランに関わらず無制限」と記載されています。

無料プランで予約リマインドまで送れるのはどれですか?

Square 予約です。公式の機能比較表で、フリープランに「メールとSMSによる自動リマインダー」が含まれると記載されています(2026-08-05確認)。Airリザーブは予約確認メールのみでリマインドはベーシック以上、Salon-Booky はBasicプランのみです。

LINEから予約を受けたい場合はどれを選べばいいですか?

リザービア(公式サイトの機能一覧に「LINE連携予約」を掲載)か、STORES 予約のLINEミニアプリ連携オプション(月額4,400円・税込・スモールプラン以上)です。LINE公式アカウント単体には予約台帳の機能がないため、予約システム側の連携が必要になります。

ホットペッパービューティーと予約システムはどちらを選ぶべきですか?

解こうとしている課題によります。新規客を増やしたいなら掲載型(ホットペッパービューティー)で、この規模は自社予約型では代替できません。既存客の予約管理が課題なら自社予約型です。両方を並行することもできます。

予約システムの導入に補助金は使えますか?

デジタル化・AI導入補助金2026(通常枠は補助率1/2以内、補助額は1プロセス以上で5万円以上150万円未満、クラウド利用料は最大2年分が対象)が使える場合があります。ただし事務局に登録された「IT導入支援事業者」とのパートナーシップが必要です。Salon-Bookyは未登録のため対象外です。

乗り換えるとき、いちばん先に確認することは何ですか?

今のシステムから顧客データをCSVで書き出せるか、そして移行先がCSVをインポートできるかの2点です。どちらかができないと手入力になります。契約を切る前に確認してください。