Airリザーブの料金は、公式サイトの料金ページにプランごとの月額・機能差がすべて数値と文章で公開されています。この記事では、その内容を整理します。
この記事でわかること
- Airリザーブの4段階の料金プラン(月額・対象・機能差)
- フリープランでも予約件数が無制限という特徴
- 決済手数料と、初期費用が0円であること
- 解約手続きの具体的な方法(公式ヘルプの記載)
料金プラン(2026-09-23 実確認)
Airリザーブ公式サイトの料金ページ(Airリザーブ 費用・料金)、および公式ヘルプ記事を実際に取得して確認しました。
| プラン | 月額費用(税込) | 月間予約件数 | 対象 |
|---|---|---|---|
| フリー | 0円 | 無制限 | 予約システムを試してみたい方向け |
| ベーシック | 5,500円 | 無制限 | 個人や中小企業の方向け |
| スタンダード | 11,000円 | 無制限 | 個人や中小企業の方向け |
| プレミアム | お問い合わせ | 無制限 | 大企業や行政の方向け |
出典: Airリザーブ 費用・料金(2026-09-23取得)
もっとも注目すべき点は、月間予約件数が全プランで無制限であることです。 無料のフリープランであっても、予約件数の上限で機能が制限されることはありません。プランによる違いは、件数ではなく機能の範囲にあります。
プレミアムプランのみ金額が非公開で、料金ページには「お問い合わせ」とだけ記載されています。具体的な金額の決まり方は問い合わせて確認してください。
初期費用は0円。解約金は料金ページに記載なし
料金ページの他社比較表に、次の記載が画面に表示されています。
初期費用(税込): 0円(Airリザーブ)
初期費用が0円であることは、この比較表で確認できます。 一方、料金ページの画面には解約金の記載がありません(2026-09-23確認)。契約前に問い合わせて確認してください。
フリープランで使える機能・使えない機能
サロンの予約・顧客管理を無料で始める
無料で始める料金ページには、機能をカテゴリ別に分けた比較表があります(画面に表示されているテーブル形式の表で確認)。フリープランに含まれる機能は次のとおりです。
月間予約件数無制限/予約管理・顧客管理/スマートフォンでの予約管理/オンライン決済/安全な情報通信(SSL)/予約確認メール配信/スタッフの店舗権限登録
顧客管理とオンライン決済が無料の範囲に含まれている点は、この価格帯では見逃せません。
一方で、次の機能はベーシック以上での提供です(フリープランには含まれません)。
- リソース管理
- 予約枠の色分け管理
- 予約項目のカスタマイズ
- 予約リマインドメール配信
- 複数店舗カンタン切り替え
- Googleカレンダー連携
- 予約カレンダーの印刷
- サービス提供元情報の非表示
「予約確認メール」はフリープランに含まれますが、「予約リマインドメール」は含まれません。 前日リマインドで無断キャンセルを減らしたい場合は、ベーシック以上(月額5,500円)が必要になります。
決済手数料
料金ページの他社比較表に、次の記載が画面に表示されています。
オンライン決済手数料率: 3.24%(業界最安水準)
機能比較表でも「オンライン決済※1」の行はフリー・ベーシック・スタンダード・プレミアムの全プランに●が付いています。決済手数料3.24%は全プラン共通で、フリープランでも利用できると読めます。 なお※1の注記は「ご利用には別途申請が必要です」で、カード会社の審査についての言及はこの注記には含まれていません。
解約の手続き方法
公式のヘルプ記事(Airリザーブ 解約申請と取消方法)によると、解約は次の手順で行えます。
「ご契約商品管理」画面から解約申請ができるサービスはAirリザーブ、Airウェイト、Airシフトです(管理者権限を持つAirIDが必要)。解約理由・解約希望月・解約する店舗を選択(選択可能な解約月は最大12カ月先)。当月解約は締日までに申請が必要。解約取消も申請中であれば可能。
電話でのやり取りを介さず、管理画面から自己完結で解約申請ができると明記されています。解約希望月は最大12か月先まで指定でき、申請中であれば取り消しもできるとされています。「当月解約は締日までに申請が必要」という点だけ、締日を過ぎるとその月の解約ができなくなるため注意してください。
公式に書かれていないこと
プレミアムプランの具体的な月額金額は公開されていません。また、今回確認した料金ページの範囲では、美容室向けのスタッフ指名予約・カルテ機能についての明記は見つかりませんでした。これらが必要な場合は、機能の詳細ページを別途確認するか、問い合わせてください。
STORES予約との違い——無料プランの予約件数上限
無料プランのある予約システムを比較する際、多くの人がまず気にするのが「無料でどこまでの件数を受けられるか」です。この点で、AirリザーブとSTORES予約には明確な差があります。
| 項目 | Airリザーブ(フリー) | STORES予約(フリー) |
|---|---|---|
| 月額 | 0円 | 0円 |
| 月間予約件数 | 無制限 | 50件 |
| 予約ページ公開数 | 記載なし | 2 |
| 初期費用 | 0円 | 0円 |
出典: Airリザーブ 費用・料金(2026-09-23取得)・STORES予約の料金記事(STORES予約公式サイトを2026-09-23に取得して確認済みの数値)
月間予約件数が50件を超えそうな店舗にとって、この差は決定的です。 STORES予約のフリープランは月50件を超えると有料プランへの切り替えが必要になります。「50件ごとに1,078円(税込)の予約手数料で予約受付可能数を追加できる」というオプションもありますが、これは各有料プランの月間予約件数を超えた場合のオプションであり、フリープランには適用されません(STORES予約公式サイトで確認)。Airリザーブのフリープランは予約件数を理由にアップグレードする必要がありません。 アップグレードが必要になるとすれば、それは前述の「予約リマインドメール」「Googleカレンダー連携」といった機能面の理由になります。
一方で、STORES予約はLINEミニアプリ連携・かんざし連携・POSレジ連携などのオプションが豊富で、外部サービスとの接続を重視する場合はSTORES予約に分があります。「まず件数を気にせず無料で使いたい」ならAirリザーブ、「外部連携を積み上げたい」ならSTORES予約、という住み分けで検討するとよいでしょう。
1年間利用した場合の年間コスト試算
公式の料金表に記載された月額をそのまま12倍し、年間コストを試算します(単純な掛け算であり、新しい数値の創作ではありません)。
| プラン | 月額(税込) | 年間コスト(月額×12) |
|---|---|---|
| フリー | 0円 | 0円 |
| ベーシック | 5,500円 | 66,000円 |
| スタンダード | 11,000円 | 132,000円 |
初期費用が0円のため、年間コストは月額×12のみで計算できます。 他社のように初期費用が別途かかるサービスと比較する場合、この単純さは見積もりのしやすさに直結します。プレミアムプランは金額が非公開のため、この表には含めていません。契約前に問い合わせて金額を確認してください。
契約前に確認しておきたいこと
料金・機能の主要な部分は公式サイトに明記されていますが、今回の調査で確認できなかった項目を中心に、契約前に確認すべきことをまとめます。
| # | 確認すること | 確認する理由 |
|---|---|---|
| 1 | プレミアムプランの具体的な金額と、契約条件 | 公式サイトに「お問い合わせ」とのみ記載されており、非公開のため |
| 2 | スタッフ指名予約・カルテ機能の有無 | 今回確認した料金ページには記載がなかったため |
| 3 | フリープランからベーシック以上へのアップグレード手続き | 予約リマインドが必要になったタイミングでスムーズに切り替えられるか |
| 4 | 決済手数料3.24%以外に発生する費用の有無 | 「業界最安水準」という表現の対象範囲を確認しておく |
| 5 | 解約時のデータの扱い(顧客データ・予約履歴の書き出し可否) | 解約手続きは明記されているが、データの扱いは今回の調査範囲外だったため |
とくに2は、美容室・サロンとして検討する場合に重要な項目です。 スタッフを複数抱えるサロンで指名予約が必須要件なら、機能ページを別途確認するか、契約前に問い合わせて確認してください。
ベーシックとスタンダード、プレミアムの機能差
料金ページのテーブル形式の機能比較表(画面に表示。フリー/ベーシック/スタンダード/プレミアムの列で機能の有無を「●」と「-」で表示)で確認した内容です。ベーシック(5,500円)は、フリープランの全機能に加えて次の機能が使えます(※印は下記の注記に対応)。
リソース管理/予約枠の色分け管理/予約項目のカスタマイズ/予約リマインドメール配信/複数店舗カンタン切り替え/Googleカレンダー連携/予約カレンダーの印刷※2/サービス提供元情報の非表示
スタンダード(11,000円)は、ベーシックの全機能に加えて次の機能が使えます(※印は下記の注記に対応)。
予約受付締切の営業日設定/予約確認メールのカスタマイズ/Airウェイト予約情報連携/予約時アンケート※2/予約情報のCSVダウンロード※3/計測タグの設置
公式サイトには次の注記が画面に表示されています。
※1 ご利用には別途申請が必要です ※2 自由受付タイプのみご利用いただけます ※3 スタンダードプランでは、メールアドレスの抽出はできません
3つの注記はそれぞれ別の機能に付いています。 ※1(別途申請が必要)が付くのは「オンライン決済」と「固定IPアクセス制限」です。※2(自由受付タイプのみ利用可)が付くのは「予約時アンケート」「予約カレンダーの印刷」「スタッフの役割ごとの権限管理」です。※3(メールアドレスの抽出はできない)が付くのは「予約情報のCSVダウンロード」のみです。予約時アンケートを使いたい場合は「自由受付タイプ」で運用している必要があり、予約者のメールアドレスをCSVで抽出したい場合はスタンダードプランでは対応できない、という別々の制約として理解してください。
プレミアム(お問い合わせ)は、スタンダードまでの全機能に加えて、固定IPアクセス制限(※1別途申請が必要)・ネット予約の受付方式制限・スタッフの役割ごとの権限管理(※2自由受付タイプのみ)が使えると記載されています。
出典: Airリザーブ 費用・料金(2026-09-23取得。画面に表示されているテーブル形式の機能比較表で確認)
アンケート機能・CSVダウンロード・計測タグの設置がスタンダード以上に限定されている点は、来店客のデータを分析に使いたいサロンにとって判断材料になります。ただし前述のとおり、予約者のメールアドレスをCSVで抽出することはスタンダードプランでもできないため、「データを取り出して分析する」といっても、メールアドレスを起点にした分析には別の手段が必要です。ベーシックまでは「予約を受け付けて運用を楽にする」機能が中心で、スタンダード以上は「データを取り出して分析する」機能が加わる、という位置づけです。
「Air」シリーズの一部であること
公式のヘルプ記事を確認すると、解約申請の画面は「Airリザーブ、Airウェイト、Airシフト」で共通と記載されています。Airリザーブは単体のサービスというより、リクルートが提供する「Air」ブランドの業務システム群の一つという位置づけであることがうかがえます。
すでにAirレジ・Airペイなど他のAir系サービスを使っている店舗であれば、同じAirIDでの管理画面統合や、請求のとりまとめといった運用上のメリットがある可能性があります。ただし、この点について具体的な連携機能や料金上の優遇があるかどうかは、今回確認した料金ページの範囲では記載を見つけられませんでした。 他のAir系サービスを併用している、または検討している場合は、その点もあわせて問い合わせてください。
「無料のまま使い続ける」という選択肢
Airリザーブのフリープランは、月間予約件数の上限が無いため、理論上は予約件数を理由にアップグレードする必要がありません。 前日リマインドメールやGoogleカレンダー連携が不要であれば、フリープランのまま長期的に使い続けるという選択肢が成立します。
これは、無料プランに件数上限があるサービス(STORES予約のフリープランは月50件)とは異なる特徴です。「予約件数が増えても無料のままでいたい」というニーズに対しては、Airリザーブのフリープランは他の多くのサービスより長く無料で使える設計になっていると言えます。
一方で、顧客が増えるにつれて「前日リマインドを自動で送りたい」というニーズは高まりやすく、その時点でベーシックプラン(月額5,500円)への切り替えを検討することになります。この記事の前半で示した「フリープランで使える機能・使えない機能」の一覧を、定期的に自店の運用と照らし合わせて確認しておくとよいでしょう。
決済手数料「3.24%」を実額で考える
オンライン決済手数料3.24%という数字は、率だけを見ても実感がわきにくいので、具体的な施術料金で計算してみます(公式サイトに記載された料率をそのまま使った単純な計算です)。
| 施術料金 | 決済手数料(3.24%) | 手元に残る金額 |
|---|---|---|
| 5,000円 | 162円 | 4,838円 |
| 8,000円 | 259円 | 7,741円 |
| 12,000円 | 389円 | 11,611円 |
オンライン決済を使わず店頭で現金・その場でのカード決済を受ける場合、この手数料自体が発生しません。 オンライン事前決済を導入する目的(無断キャンセル対策・会計の手間削減)と、この手数料負担を天秤にかけて判断してください。なお、当社(Salon-Booky)はオンライン決済の機能自体を持っていないため、この手数料の比較対象にはなりません。決済まで含めてオンラインで完結させたい場合は、Airリザーブのようにオンライン決済機能を持つサービスを選ぶ必要があります。
Airリザーブが向くケース・確認が必要なケース
公式サイトに記載されている内容から言えることだけを書きます。
向くと考えられる場合
- 予約件数の上限を気にせず使いたい(全プランで無制限)
- 無料の範囲で、顧客管理とオンライン決済まで使いたい
- 初期費用を気にせず、まず試してみたい
確認が必要な場合
- 前日リマインドメールが必要な場合、ベーシック以上(月額5,500円)が前提になる
- スタッフ指名予約・カルテ機能の詳細(今回確認した料金ページには記載なし)
- プレミアムプランの具体的な金額と契約条件(要問い合わせ)
- アンケート・CSVダウンロード・計測タグなどのデータ活用機能が必要な場合、スタンダード以上(月額11,000円)が前提になる
当社(Salon-Booky)との違いを正直に書くと、Airリザーブは無料プランでも予約件数が無制限・オンライン決済まで使える点が明確な強みです。 当社のFreeプランは月30件までの上限があり、オンライン決済の機能自体を持っていません。一方で、スタッフの指名予約や複数スタッフの横並びカレンダーは、当社はBasicプラン(月額2,980円)の範囲で提供しています。無料でどこまで粘りたいかで、選ぶべきプランが変わります。
まとめ
- Airリザーブは4段階のプラン(フリー〜プレミアム)。全プランで月間予約件数が無制限
- フリープラン(0円)でも顧客管理・オンライン決済・予約確認メールが使える
- 有料プランはベーシック5,500円・スタンダード11,000円(税込)。プレミアムは金額非公開・要問い合わせ
- 初期費用は0円(他社比較表で画面表示を確認)。解約金は料金ページに記載なし。オンライン決済手数料は全プラン共通で3.24%
- 解約は管理画面から自己完結で申請可能。最大12か月先まで指定でき、当月解約は締日までに申請が必要
- 前日リマインドメール・Googleカレンダー連携はベーシック以上。アンケート・CSVダウンロード・計測タグはスタンダード以上、固定IPアクセス制限・役割ごとの権限管理はプレミアムのみ
他社の料金プランは美容室の予約システム比較、差額の試算は損益分岐シミュレーターをご利用ください。