この記事でわかること
- サロンボードのカルテ情報を持ち出せるかどうか
- 確認できたことと確認できなかったこと
- 乗り換え前に控えておくべき情報
「カルテごと持ち出せるか」は重要な疑問
サロンボードを長年使っている店ほど、蓄積されたカルテ情報(施術内容・薬剤の配合・お客様の好み等)は貴重な資産です。乗り換えを検討する際、この情報を持ち出せるかどうかは重要な疑問です。
確認できたこと: 予約データの出力機能のみ
顧客管理も予約管理も、これ1つで無料管理
CSV取り込みガイドを見るサロンボードの公式機能一覧(salonboard.com/function/、2026-10-03確認)で確認できるのは、「予約データ出力」(予約情報をデータで出力できる機能)です。予約の履歴データについては、この機能で持ち出せると考えられます。
確認できなかったこと: カルテ・顧客情報そのもののCSVエクスポート
一方、カルテの詳細な記録(毎回の施術内容、薬剤の配合、仕上がりの写真等)や、顧客の基本情報(氏名・連絡先等)そのものをCSV等で書き出せるかについては、今回確認した公開情報の範囲では明記を確認できませんでした。公式機能一覧にある「お客様情報一括登録・変更・削除」は、外部データをサロンボードに取り込む(インポートする)機能であり、逆方向(サロンボードから書き出す機能)とは異なります。顧客情報・カルテの持ち出しについては、サロンボードのサポート窓口に直接確認することを強くおすすめします。
持ち出せない可能性がある情報への対策
CSV出力に含まれない可能性がある情報については、次のような対策を検討してください。
- 重要なカルテ情報は手作業で控えておく: 特にアレルギー・施術上の注意点など、安全に関わる情報は優先的に書き出しておきます
- 画面をスクリーンショットで記録する: CSVでは持ち出せない形式の情報も、画面の記録として残せます
- 常連客の情報から優先的に対応する: 全顧客の情報を網羅的に控えるのが難しい場合、来店頻度の高い常連客から優先的に対応します
新しい予約管理システムでのカルテ機能
乗り換え先のシステムを選ぶ際は、カルテ機能の有無・詳しさも確認ポイントになります。ただし、サービスによって対応の深さが異なるため、自店が必要とする記録のレベル(簡単なメモ程度か、詳細な施術記録か)と照らし合わせて選ぶことをおすすめします。
正確な情報は公式窓口で確認する
カルテ情報の持ち出し可否について正確な情報が必要な場合は、サロンボードのヘルプセンター、または利用中であれば営業担当者に直接確認することを強くおすすめします。不確かな情報のまま解約手続きを進めると、重要な情報を失うリスクがあります。
乗り換え後にカルテを再構築する場合
もし詳細なカルテ情報の持ち出しが難しいと分かった場合、乗り換え後に少しずつ情報を再構築していく方法もあります。来店されたお客様ごとに、施術時に改めてカルテ情報を記録し直していくことで、新しいシステム上にも徐々に情報を蓄積できます。手間はかかりますが、来店頻度の高いお客様から優先的に対応すれば、影響を最小限に抑えられます。
完璧を求めすぎない
カルテの再構築は、最初から完璧に全ての情報を揃えようとすると、作業自体が負担になり長続きしません。来店のたびに少しずつ情報を補っていく、という気持ちで取り組むことで、無理なく継続できます。
カルテ情報をお客様と一緒に確認する機会にする
カルテの再構築は手間がかかる作業ですが、見方を変えれば、お客様と改めて好みや要望を確認する良い機会にもなります。「以前お伝えいただいた内容を確認させてください」と声をかけることで、お客様との関係を深めるきっかけにもなり得ます。
今後のためにバックアップの習慣をつける
今回の乗り換えを機に、今後はどのシステムを使うにしても、定期的に顧客データをバックアップする習慣をつけておくことをおすすめします。システムの乗り換えは今後も起こり得るため、普段からデータを手元にも控えておくことで、同じような苦労を繰り返さずに済みます。
まとめ: 確認できる範囲で準備し、不明点は公式に確認する
サロンボードから公式に確認できる持ち出し機能は予約データ出力のみで、カルテ・顧客情報そのもののCSVエクスポートについては、今回確認した公開情報の範囲では明記がありませんでした。乗り換えを検討する場合は、重要な情報を手作業でも控えておきつつ、正確な範囲は公式窓口に確認することをおすすめします。
サロンボードの顧客情報のCSV出力についてはサロンボードの顧客情報をCSVで出す、Instagramからの予約導線についてはインスタから予約を受ける仕組みの作り方、ホットペッパー以外の集客方法全体についてはホットペッパー以外の集客方法で整理しています。
移行期間中の記録方法を決めておく
カルテの再構築が完了するまでの期間、紙のメモや別のノートで一時的に記録を残しておく方法も検討してください。システムへの入力が追いつかない間も、お客様の情報が失われないようにしておくことが大切です。
スタッフ間で進捗を共有する
複数のスタッフがそれぞれ違うお客様のカルテを再構築している場合、誰のカルテがどこまで進んでいるかを共有しておくことをおすすめします。進捗が分からないと、同じお客様の情報を重複して確認してしまうことがあります。
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出典: サロンボード 機能一覧(2026-10-03取得。「予約データ出力」「お客様情報一括登録・変更・削除」の機能内容を確認。カルテ・顧客情報のエクスポート機能の記載は確認できなかった)