その他

面貸しの相場の調べ方と、予約が少ない月の損益

公開日: 2026-10-03

この記事でわかること

  • 面貸しの相場を調べる方法
  • 面貸しとシェアサロンの違い
  • 予約が少ない月の損益の考え方

「相場」は一律には決まっていない

面貸しの相場を検討する際は、一律の相場として断定できる数字はないという点を押さえておく必要があります。地域・立地・設備によって幅があるため、複数の面貸し先の条件を比較しながら、自分の感覚をつかんでいく方法が現実的です。

面貸しとシェアサロンの違い

サロンの予約・顧客管理を無料で始める

無料で始める

面貸しとシェアサロンは似た働き方ですが、典型的には次のような違いがあります。実際の契約単位・形態は店舗によって異なるため、契約前に個別に確認してください。

項目面貸しシェアサロン
形態個人サロンの空き時間を借りる複数の美容師が常時利用する専用スペース
契約の単位時間単位・日単位月単位
設備貸主のサロンの設備を使うシェアサロン専用の設備が用意されている

シェアサロンの売上と手取りの計算で紹介した考え方は、面貸しにも共通する部分がありますが、契約単位の違いから損益の見通し方も変わります。

面貸し料は「稼働日ごとに定額」で発生する

面貸し料は、時間単位・日単位で発生する形態が多く見られます。稼働しなかった日は面貸し料が発生しない一方、稼働した日は予約件数に関わらず決まった金額がかかります。つまり、稼働した1日あたりの施術件数が少ないほど、1件にかかる面貸し料の負担が重くなります。

1件あたりの面貸し料負担 = その日の面貸し料 ÷ その日の施術件数

例えば1日の面貸し料が5,000円で、その日の施術が1件だけだった場合、その1件に5,000円分の負担がかかっている計算になります。同じ5,000円でも5件施術できれば、1件あたりの負担は1,000円まで下がります。この負担額を上回る利益を1件ごとに確保できているかが、稼働を続けるかどうかの判断材料になります。

予約が少ない月の対応

予約が少ない月への対応としては、次の選択肢が考えられます。

  • 面貸しの稼働日数を調整する: 予約が少ない時期は利用日数を減らし、面貸し料の総額を抑える
  • 集客を強化する: SNSや紹介での発信を強化し、予約の埋まり具合を上げる
  • 稼働日を絞って集中稼働する: 少ない日数に予約を集約し、1日あたりの稼働効率を上げる

始める前に確認すべきこと

面貸しを始める前に、料金体系に加えて次の点も確認しておくことをおすすめします。

  • 設備の利用条件(使える器材・薬剤の持ち込み可否等)
  • 予約の受付方法(自分で受け付けるのか、貸主のサロンが代行するのか)
  • お客様への案内方法(貸主のサロンの看板を使えるか等)

業務委託との違いも確認する

面貸し・シェアサロンと似た形態として、業務委託で働くスタイルもあります。業務委託の場合、集客の仕組みが店舗側にあることもあり、面貸しとは異なる注意点があります。詳しくは業務委託の美容師の集客で解説しています。

まとめ: 稼働日あたりの負担を把握する

面貸しの相場は一律に決まっていないため、複数の選択肢を比較しながら判断することをおすすめします。面貸し料は稼働した日だけ発生する一方、その日の件数が少ないほど1件あたりの負担が重くなるため、稼働日ごとに何件以上の施術が必要かを事前に把握しておくことが重要です。

フリーランス美容師の予約管理全体の考え方はフリーランス美容師の予約管理、業務委託の美容師の集客については業務委託の美容師の集客、Instagramからの予約導線についてはインスタから予約を受ける仕組みの作り方で整理しています。

面貸し先を複数持つ場合の調整

複数の面貸し先を利用する場合、曜日ごとにどの場所で営業するかを明確にしておく必要があります。お客様にも分かりやすく伝えられるよう、予約ページ上で曜日別の稼働場所を案内しておくことをおすすめします。

複数の面貸し先を比較する際の視点

複数の面貸し先を検討する場合、料金だけでなく、立地・設備・営業時間の柔軟性も含めて比較することをおすすめします。安さだけで選ぶと、後から利便性の面で不満が出ることがあります。

稼働日を決める際の考え方

稼働日を増やすほど面貸し料の総額は増えますが、その分予約を受けられる日も増えます。逆に稼働日を減らせば面貸し料を抑えられますが、受けられる予約の総数も減ります。どちらが得かは、増やした稼働日に予約がどれだけ埋まるかによって変わるため、まずは少ない稼働日数から始めて、実際の予約の埋まり具合を見ながら調整する進め方が現実的です。

貸主との関係を良好に保つ

面貸しは個人サロンとの関係の上に成り立つ働き方であるため、貸主との信頼関係を保つことも重要です。利用時間や設備の使い方など、取り決めた条件を守ることが、長期的に良い条件で借り続けるための基本になります。

契約更新時に相場を見直す

面貸しの契約は一定期間で更新される形態が一般的です。更新のタイミングで改めて相場を確認し、条件が自分に合っているかを見直す機会にすることをおすすめします。

Salon-Bookyは、面貸しの稼働日・時間帯を柔軟に設定できる予約ページを、無料のFreeプランから利用できます。

よくある質問

面貸しの相場はいくらですか?

一律の相場として断定できる数字はありません。地域・立地・設備によって幅があるため、複数の面貸し先を比較しながら相場感をつかむことをおすすめします。

面貸しとシェアサロンは同じですか?

似た働き方ですが、契約内容や料金体系が異なる場合があります。面貸しは個人サロンの空き時間を借りる形態、シェアサロンは複数の美容師が常時利用する専用スペースという違いがあります。

面貸し料は固定費ですか?

稼働日ごとに定額で発生することが多く、稼働した日は施術件数に関わらず同じ金額がかかります。稼働しなかった日は発生しないため、稼働日数を減らせば総額は減りますが、稼働した日は予約が少ないほど1件あたりの負担が重くなります。

予約が少ない月はどう対応すればいいですか?

面貸しの稼働日数を調整する、集客を強化するといった対応が考えられます。その日の面貸し料に対して、何件以上の施術で利益が出るかを事前に計算しておくことが重要です。

面貸しを始める前に確認すべきことはありますか?

料金体系に加えて、設備の利用条件、予約の受付方法、お客様への案内方法などを確認しておくことをおすすめします。

関連記事

サロンの予約・顧客管理を無料で始める

無料で始める

Freeプランは期間の制限なく、ずっと無料でご利用いただけます(クレジットカード登録不要)